ドイツサッカー協会が設定|5つのトレーニング評価基準とは?

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いきなりですが、あなたはどうのようにしてトレーニングに臨んでいますか?

テーマを決めてトレーニングをオーガナイズして、、、といった感じでトレーニングの1、2時間前にはスタッフ陣は集合して準備しているかと思います。

もちろんこの準備はものすごく大事な要素です。

ではトレーニングが終わった後はどうでしょうか?

「あー終わったー」と一息ついていませんか。

もしくはまた明日のトレーニングについて考えを巡らせたりしていませんか?

目次:

0.動画で見る「トレーニングを振り返る基準」とは?
1.意外と見落とされている「振り返る」ということ
2.ドイツサッカー協会が設定している「KWICS」とは?
・Kontext(コンテキスト)
・Wiederholung(ヴィーダーホールング)
・Intensität (負荷、強度)
・Coaching(コーチング)
・Spaß(シュパース)

0.動画で見る「トレーニングを振り返る基準」とは?

1.意外と見落とされている「振り返る」ということ

時間をかけて準備して、「やっとトレーニングが終わった。やっと一息つける。」、その気持ち分かります。

また毎日のようにトレーニングあり、やらなければいけないことも山ほどある。そんな中、指導に当たっている指導者の方も多いかと思います。

そんな皆さんはきちんと振り返るということをされていますか?

しっかりとトレーニングを振り返り、評価する。

そしてまた次のトレーニングに活かす。このサイクルをしっかりと行うことで1人の指導者としてまたさらに成長していくことが出来ると思います。

2.ドイツサッカー協会が設定している「KWICS」とは?

一応振り返っているけど、なんとなくの雰囲気で良かった、悪かっただけで振り返ってしまっている人もいるかと思います。

今回はドイツサッカー協会が推奨しているトレーニングを振り返るためのメソッドをお教えしたいと思います。

初めにお伝えしますがこれは数あるうちの一つの方法で、絶対に正しい方法ではありません。

またこれを参考にして自分好みに変化させていくこともできるでしょう。

ドイツサッカー協会では5つのアルファベットをもとにトレーニングを振り返るための基準を設けています。

その5つとは「K」「W」「I」「C」「S」です。ひとつずつ細かく見ていく前に大まかに説明すると、次の画像にある5つの項目になります。

では実際に解説していきたいと思います。

Kontext(コンテキスト)

一つ目はコンテキスト、トレーニングの内容になります。

これはトレーニングの準備の段階で起こしたかった現象が、実際にトレーニングの中で起こすことが出来たのかどうかということです。

ここでひとつ注意して欲しいのが、例えばサイドからのクロスがテーマだったとして、「いっぱいクロスも上げられたしよかった」で終わらせるのではなく、その現象、実際に起こった現象がリアルなものだったのかどうか、本当に試合中に起こりうる状況だったのかどうかまで振り返るようにしましょう。

Wiederholung(ヴィーダーホールング)

二つ目はヴィダーホールング、ドイツ語では「繰り返す」という意味になります。

この項目では一つ目のトレーニングの内容、起こしたかった現象が、実際のトレーニングの中でどれくらいの頻度で起こすことが出来ていたかということになります。

起きてはいたけど、10分のトレーニングの中で2回しか起きていませんでしたでは、行いたかったトレーニングはできていなかったということになります。

選手たちは実際に数をこなすことで、その状況に対応し、解決策を見出していきます。

意外と見落とされがちな部分ではあると思うので注意してみてみて下さい。

Intensität (負荷、強度)

三つ目では負荷や強度についてを見返していきます。

この項目に関してはトレーニング前に指導者がどういったトレーニングをしたかったのかによって振り返ってみて下さい。

例えば、技術トレーニングを行う際に、その強度を非常に高いものに設定してしまうと、選手たちはその技術に集中することが出来ず、どっちつかずのトレーニングになってしまうでしょう。

ですので技術トレーニング行う際には負荷はなるべく低いものに設定して、その技術だけに集中できる環境を作ってあげることが大事になります。

Coaching(コーチング)

四つ目ですが、一つ目と同様に指導者の方が振り返る際にメインで振り返るものの一つだと思います。

自分が起こしたかった現象が起きない時にどのように意識を向けてあげるのか、きつい口調で言ったほうがいいのか、褒めたほうがいいのか、トレーニングを一回止めたほうがいいのかなど振り返るポイントはたくさんありますが、適切な言葉を適切なタイミングでコーチングできていたのかで振り返ってみるといいでしょう。

Spaß(シュパース)

五つ目、最後の項目ですがこれはそのトレーニングが楽しかっただどうかです。

サカストの記事内でもよく出てくる単語なのでもしかしたら覚えているかも知れませんが、とても重要なことだと思います。

もちろん楽しさと言っても、楽しく笑いながらということではありません。真剣にサッカーを楽しむということです。その際ひとつの基準になるのがトレーニングが終わった後の選手たちの表情になります。

充実した表情をしているのか、納得いっていない顔なのか、これはトレーニングが終わった後にすぐ振り返ることが出来るひとつの指標になると思います。

以上でトレーニングを振り返る5つの項目をそれぞれ見てきました。

今までなんとなく振り返ってしまっていた。もし苦そういえばあんまり振り返るということをきちんとしたことなかったなっていう人がいらっしゃりましたら、ぜひこの5つを元にトレーニングを振り返ってみて下さい。

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