ドイツ式!決定力を上げる「シュートゲーム」で意識する3つのポイント

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「決定力」

長年日本サッカー界で問題になっているワードの一つです。

ですので皆さんもどこかで、テレビや雑誌、新聞で見かけたことがあるかと思います。

そしてなんとなく外国人は決定力が高いといったイメージも持っているかと思います。

実際、Jリーグでも得点ランキングの上位には多くの外国人選手の名前が並びますし、私が監督を務めてドイツのアマチュアリーグに所属するバサラマインツでも前線のポジションはドイツ人、サイドなど献身性が求めらるポジションには日本人が務めることが多いのが現状です。

よって今回はこの決定力を日本人でも上げることができるトレーニング、またポイントをご紹介していきます。

目次:

決定力をUPするドイツ式シュートゲームを動画で確認する!
1.そもそもサッカーの「決定力」とは何なのか?
2.決定力を上げるには常にゴールを意識させる工夫が大切!
3.ドイツ式!決定力を上げるシュート・トレーニング方法とは?
4.決定力を上げるためのゴールを意識するべき大事なポイントとは?
・シュートを打たなければ何も始まらない
・フェイントがより効果的になる
・パスがより効果的になる

決定力をUPするドイツ式シュートゲームを動画で確認する!

1.そもそもサッカーの「決定力」とは何なのか?

この問題に関しては以前書いた、『サッカーの決定力とは?ドイツサッカーから学ぶ2つの考え方と練習メニュー例』の記事の方を参考にしていただきたいのですが、そこでも供述したように、ドイツ人と日本人では生涯に打つシュートの本数がそもそも違うのではないかといった問題に触れています。

例えば、5対5のミニゲームを行なったとして、日本人であればゴール前で横パスを選択するシーンでも(特に上手い選手になればなるほど)ドイツ人だと真っ先にシュートを選択すると思います。

要は単純にゴールに対する意識が日本人より外国人の方が強いのです。

2.決定力を上げるには常にゴールを意識させる工夫が大切!

選手たちに口すっぱく「ゴールを意識しろ!ゴールを見ろ!」と言ったところで難しい部分が多いと思います。

ですのでバサラマインツではシュート、ゴールを意識させるために1つのルールを付け加えることがあります。

これが大きなコツです。ではどのようなルールを付け加えると決定力を上げることができるのでしょうか?

実際のトレーニング方法を見ていきましょう。

3.ドイツ式!決定力を上げるシュート・トレーニング方法とは?

人数は5対5もしくは6対6で行います。

コートの大きさはダブルボックス(ペナルティエリア2つ分)で今回は行っていますが、シュート、ゴールを意識しなければいけない大きさにしてください。

基本的には普通のゲームなのですが、シュート3本打っても1点とするルールを付け加えます。

このルールによってよりシュート、ゴールの意識を強く持たせることが出来ます。

その際、それがシュートなのかどうかの判断(例えばシュートブロックされたり、枠から多く外れたものはシュートとは数えない)、これは指導者の方がしてあげてください。

4.決定力を上げるためのゴールを意識するべき大事なポイントとは?

例えばトレーニングでも常に意識する必要がある点があります。

それぞれを見てみましょう。

シュートを打たなければ何も始まらない

バサラマインツに来る日本人の選手たちでも多いのですが、日本人は基本的に綺麗にシュートを打とうとします

相手ディフェンダーを抜き切ってシュート、より確率の高い味方へ、より確率の高い味方へパス(結果としてゴール前で何本ものパスをつないでします)。

ですがどんな形であれゴールの中にボールが入れば1点なのです。その意識を持つのがポイントの一つです。

そしてそれはシュートを打たなければ、ゴールに向かわなければ始まりません。

フェイントがより効果的になる

フェイントと書きましたがここでは主にシュートフェイントのことを指します。

ディフェンダーとしてフォワードの選手(攻撃的な選手)と対峙した時にゴールを意識していない選手の場合、守備側もある程度守りやすくなります。

なぜなら相手の次のプレーの選択肢からシュートがないからです。

先ほども言いました、ボールがゴールに向かって飛んでいけば何が起こるか分かりません。そう言った意味でも「怖さ」がないのです。

逆を言えば「怖さ」があるからディフェンダーは体を投げ出し、シュートをブロックしにいきます。そこでフェイントを行えば効果が絶大といえるでしょう。

パスがより効果的になる

2のポイントと似通った部分があるのですが、ゴールを意識している選手に対してはディフェンダーは一刻も早くアタックに行かなければいけません。

1人のディフェンダーが出ていかなければいけない。

ということはそのディフェンダーは自分の持ち場を離れなければいけないのです。するとどうなるか。

もともとそのディフェンダーがいた場所のポッカリとスペースが生まれます。ここで初めてより高い確率でゴール出来る可能性のあるパスが選択できるのです。ですがボールをもらったフォワードの選手が後ろを向いている。

パスコースばかり探している。このような状況ではディフェンダーも危機感を感じて持ち場を捨てる必要性がありません。

これらの練習を行えば、必ず決定力が上がるというものではないですが、サッカーというスポーツはゴールにボールを入れるスポーツです。まずはこの意識を持ちましょう。

そしてその目的地に対して意識を持つこと、この点を意識してトレーニングを行ってみて下さい。

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