【パス編】ドイツサッカー協会推奨!家でも出来る4つのトレーニング

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周りにサッカーができる公園や広場もないけど、自分一人で練習をして上手くなりたい!

など、思っている人は少なくないはずです。

サカストでは、家でもできる「ドイツサッカー協会が推奨」しているトレーニングを5つのカテゴリーに分けて紹介しています。

今回は【パス編】となりますが、その他の4つのカテゴリーについてのトレーニング方法もあるので、是非トライしてみましょう!

目次:

すぐに動画を見てパスのトレーニングを試してみよう!

1.「パス」の重要な3つのポイントとは?

パスはサッカーというスポーツの中で最も基本となるべきテクニックの一つです。

ですので、ただ単に数をこなすのではなく、ポイントを押さえて、しっかりと質にこだわりながらトレーニングして下さい。

基本的なポイントは以下の3つです。

  1. 腕をしっかり使う
  2. 軸足はボールの横に置く
  3. ボールの中心を捉える

ポイントの詳細については、サッカーの「インサイドキック」とは?4つの基本の蹴り方とドイツ式練習例などでも紹介していますので是非参考にして下さい。

今回はこのポイントの中でも特にポイントの3つ目の「ボールの中心を捉える」という事を意識してもらいたいです。

中心を捉えないとどういうパスになるのかもチャレンジ!

中心を捉えるだけではなく、ボールのどの部分を蹴ればどのようなボールの軌道、回転になるのか、逆に足のどの部分にボールが当たるとどうなるのかなど、自分で色々とチャレンジしてみるのも面白いと思います。

自分なりの発見ででてきますね。

余裕がある人はトラップにも意識を向ける!

パスのトレーニングなのでまずはキックに意識を向けて欲しいのですが、余裕がある人はトラップにもこだわってみて下さい。

まずは自分の蹴り方、ボールとの距離感を見つける。

そしたらその距離にボールを一発で止められるようにしてください。

トラップした後に、2回、3回とボールを自分の蹴れる距離感に置き直す時間は試合ではありません。

もし複数人、友達や兄弟などでこのトレーニングが行える場合は、少し長めの距離をとって強いパスにも挑戦してみて下さい。

その際に大事になってくるのが腕になります。身体全体を大きく使ってパスしてみましょう。

2.ドイツサッカー協会が推奨するパスの練習方法

それでは、実際に写真とポイントを確認しながら家でもパスの仕方が上達するトレーニングを見てみましょう!

Wechsel Passen(ヴェクセル・パッセン)

このトレーニングでは2つの大きさの違うボールを用意します。

この2つのボールを右と左(左と右)に配置します。2回ずつ壁にパスをします。

なぜ大きさの違うボールを使うのか?

ドイツ発祥のトレーニング方法でライフキネティックと言うものがあります、要は脳を鍛えると言う事なのですが、その一環として大きさの違うボールを使います。

ボールの大きさや重さ、質感を蹴る事で脳に違う刺激を与えます。そうする事で脳を活性化させ、技術の習得を早くすることができると考えられています。

Wand Kick Ⅰ(ヴァンドキック・アインツ)

このトレーニングは片足ずつ行います。

右足のアウトサイドでパスを出した後、右足のアウトサイドでトラップします。

その際少し移動して次に右足のインサイドでパスします。

そしてまた右足のインサイドでトラップします。

アウトサイド、インサイドそれぞれの蹴りやすい位置にトラップすることが大事です。

Wand Kick Ⅱ(ヴァンドキック・ツヴァイ)

このトレーニングでは両足を使います。

インサイドでパス、アウトサイドでトラップすると言う流れになりますが、先ほどと同じく、右足、左足のインサイドで蹴れる位置に置くと言うことが大切です。

Wand Kick Ⅲ(ヴァンドキック・ドライ)

このトレーニングでも先ほどと同じく両足を使って行います。

右足のインサイドでパスした後、左足のインサイドでトラップ、少し横に移動した後、左足のインサイドでパス、右足のインサイドでトラップという流れになります。

身体が壁に対して正体したままだと逆足でのトラップは難しいので、身体を開くこと(壁に対して90度)を意識して行ってみて下さい。

今回のパス編で「ドイツサッカー協会が推奨する家で出来るトレーニングシリーズ」はラストになります。

小さなスペースで行えるものばかりなので空いている時間がある選手は積極的に反復して行ってみて下さい。

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