【トラップ編】ドイツサッカー協会が推奨!家でも出来る4つのトレーニング

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チームでの練習だと物足りない、ライバルにもっと差をつけたい!

こんな風に思っている選手も多いと思います。

だけど、グランドの使用時間が限られている、近くの公園では球技が禁止せれているなどの問題で練習ができないなどの問題があるのかも知れません。

サカストでは、家でもできる「ドイツサッカー協会が推奨」しているトレーニングを5つのカテゴリーに分けて紹介しています。

今回は【トラップ編】となりますが、その他の4つのカテゴリーについてのトレーニング方法もあるので、是非トライしてみましょう!

目次:

先ずは、動画でトラップ練習をしてみよう!

1.ドイツのトラップは大きく2つに分けられる

日本ではトラップはトラップという一つの単語で認識されていると思います。

しかし、ドイツではトラップは2つの単語に分けられており、認識されています。まずはその2種類を理解してみて下さい。

その1.Annahme(アンナーメ)

まず1つ目はAnnahmeです。

これは止めるトラップのことを指します。

足元にしっかり止めろなど指導現場ではよく耳にする言葉だと思いますが、皆さんが思う典型的なトラップだと思います。

しっかりとボールを止めることで相手のプレッシャーから逃げる事ができます。

その2.Mintahme(ミンターメ)

2つ目がMitnahmeです。

これは運ぶトラップのことは指します。

一見、ドリブルのようにも見えますが、一発で運べられると、プレーにスピード感が出ますし、存在するスペースを有効に活用する事が出来ます。

2.トラップを練習する際に大事な2つのポイント

トラップを練習する際に大事にしてほしいポイントが2つあります。

ポイントその1.

1つ目はトラップを単体で終わらせない事です。

トラップというのは基本的には勝手に学習していくものだと思います。ですがその中でも様々な課題と結びつけてオーガナイズしてみて下さい。

なぜなら、トラップというのは必ず次のプレーと結びついているからです。

今回で言えばドリブルですが、パス、シュートとも繋がってくるでしょう。

ポイントその2.

2つ目は両方の足で練習する事です。

先ほどにも言いましたが、トラップ一つで相手のプレッシャーから逃げる事ができます。

そして、その確率を上げるためにも両足で不自由なくボールを止める事が大事になってくるのです。

ですので今回紹介するトレーニングを行う際にも出来るだけ両足でチャレンジしてみて下さい。

3.ドイツサッカー協会が推奨する「トラップ」トレーニング集

それでは、それぞれのトラップ練習を見てみましょう!

Ball Kontrolle(バール・コントローレ)

ボールを上に投げます。

落ちてきたボールをインステップ(足の甲)で止めてそのままドリブルに移行します。

その際、出来るだけ少ないタッチでボールをコントロールできるようになりましょう。

ポイントのところでも書きましたが、トラップした後が大事になってくるので、2~3メートルはスピードを上げてドリブルをしましょう。

Sohlen Stopper(ゾーレン・シュトッパー)

Sohlen(ゾーレン)とはドイツ語で足の裏という意味です。

先程のBall Kontrolleと同じく、手からスタートします。

その際、足はつま先を上にして、ボールが地面についたと同時にボールに被せるようにトラップします。

トラップの後はそのまま前に進んでいけるように意識しみて下さい。

Hohe Kontrolle(ホーへ・コントローレ)

今回は手からではなく足からスタートします。

リフティングしている状態から頭を越すくらいの高さまでボールを上に上げます。

それを1度ももや胸でトラップした後、インサイド、アウトサイドでトラップします。

その際1回のタッチでドリブルに入れるように意識してトレーニングを行って下さい。

インサイドでトラップする場合は身体をボールに被せるようにして行うといいでしょう。

Stufen Jonglier Kontrolle(シュトゥーフェン・ジョングリーア・コントローレ)

Stufen(シュトゥーフェン)とは「段落」のことですが、リフティングしながらまずは膝の高さにボールを上げます。

先程のHohe Kontrolleと同じようにインサイド、アウトサイドでドロップキックの要領でトラップします。

この時も一発でドリブルに入れるようにトレーニングしてみて下さい。

また出来る人はその高さをもも、胸、頭と上げていってチャレンジしてみるといいかと思います。

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