ドイツサッカーでもよく使う!2つのアウトサイドキックの蹴り方

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サッカーというスポーツはもちろん皆さんがご存知の通り11人対11人で行います。

その11人、1チームで約100m先のゴールに向かってひとつのボールを進めていく訳ですが、どうやってボールを進めていきますか?

ドリブル?パス?ディフェンスラインからのロングボール?数多くの選択肢の中から1番最適なものを選び出し、プレーする。

今回はそんな選択肢の幅を広げるための、ドイツサッカーでもよく使う1つの手段をお伝えしたいと思います。

目次:

1.動画で「アウトサイドキック」の蹴り方を見てみよう!
2.ボールを運ぶ方法
3.パスの種類はどれがいい?
4.アウトサイドキックの蹴り方
・軸足はしっかりと踏み込む
・擦り上げるように蹴る
・体全体を大きく使う
・軸足を入れ替える、抜くイメージ
・ボールの中心を蹴る

1.動画で「アウトサイドキック」の蹴り方を見てみよう!

2.ボールを運ぶ方法

簡単な話、1人の選手がひとりで全員を抜き去ることが出来れば、それでボールをゴールまで運ぶことが出来ます。

ですがそんな簡単ではないのが、サッカーというスポーツです。

ですので選手たちは11人で協力して「パス」を繋ぎます。この「パス」にも様々な種類がありますが、手っ取り早いのがロングボールでしょう。

ディフェンスラインから一発で相手の背後を狙うことが出来れば1本のパスで相手のゴールに近づくことが出来ます。

ですがこれも簡単ではありません。

もちろん移動している(誰のものではない状態)のボールの時間が長い、イコール相手選手も処理しやすいということです。

3.パスの種類はどれがいい?

では次はどうなるのか?ということですが、次の選択肢として11人の選手が短い距離のパスを繋いでゴールに向かうことになるでしょう。

距離が短くなる分、ミスの確率も少なくなり、確実に相手のゴールに迫ることが出来ます。

では「パス」を繋ぐためにはどういった手段があるでしょうか?

インサイドキック、インステップキック、インフロントキック。

それぞれに「この場面ならこのキック」などの利点がもちろんある訳ですが、今回はその中の1つであるアウトサイドキックについて紹介していきたいと思います。

まず以外かもしれませんが、ドイツ人(アマチュアレベルの選手たち)は基本的にはアウトサイドキックが上手い(多用する)選手が多い印象です。

それはなぜか。あくまで個人的な感覚になるのですが、ドイツでは今でこそ両足使えるようになりましょうと指導していきますが、そもそも苦手な部分を克服するよりも得意な部分を伸ばしていこうとします。

ですので左足のインサイドで蹴るべきところにあるボールでも右足のアウトサイドでボールを蹴りにいこうとします。

よくアウトサイドは不正確だから、しっかりとインサイドでボールを蹴る、速くて正確なボールを味方に届けるためにはインサイドの方がいいからアウトサイドは使っちゃダメだという声を聞くこともあります。

ですが私個人の意見としましては、目的、相手の元にしっかりとボールを届けることが出来るのであれば方法はなんでもいいと思います。それがインサイドでもトゥーキックでもヒールパスでも。

4.アウトサイドキックの蹴り方

では、実際にアウトサイドパスの説明に入っていきたいのですが、皆さんはアウトサイドパスと言えばどういったものをイメージしますか?

トップレベルの選手で言えばモドリッチ選手などは試合の中でよくアウトサイドキックを使っている印象があります。

私の中でのアウトサイドパスのイメージは「浮き球」です。

基本的には相手の頭を超えて味方の足元に直接届くようなボール、を蹴る際に使用するイメージがあります。

軸足はしっかりと踏み込む

入り方としてはインステップと同じように入っていきます。

その際、軸足はしっかりと踏み込んで欲しいのですが、アウトサイドで蹴るので蹴り脚を内側に振ることになります。ですのでやや斜め後ろに軸足を置けば、より蹴りやすいかと思います。

擦り上げるように蹴る

キックの際、ボールの中心というよりは外側を擦り上げるように蹴るのがポイントです。

イメージとしてはカーブの逆回転でしょうか、このボールの軌道も重要になってくるのですがそれも後ほど説明します。

体全体を大きく使う

先ほど言いましたが、基本的には浮き球をイメージしています。

そのためある程度の飛距離が必要になってくるのですが、足の内側を使うよりも力をボールに伝えるのが難しいキックではありますので、体全体を大きく使って蹴るようにして下さい。

ではここで以下のような状況を想定してみて下さい。

相手のディフェンスラインに対してFWの選手が斜めに走ろうとしています。

右利きの選手が左サイドをドリブルしていたとして、どうやってあのFWの選手にパスを届ければいいでしょうか?

もちろん色々と選択肢があるかと思いますが、例えば右のインステップで相手の頭上超えたパスを出す、といった選択肢の場合、このプレーヤーは右足でボールを運んでいたので自分の右側にボールがあるのですがここからインステップでボールを蹴ろうとした場合、体を1度開く必要があります。

サッカーというスポーツは一瞬で状況ガラリと変化するスポーツです。

もしかしたらその身体を開く動作分オフサイドにかかるかもしれません。これは左インサイドでカーブをかける場合も同様です。左側にボールを置くためのその一瞬の動作で状況は変化してしまうのです。

また軌道といった点でも大事なポイントがあります。

もしインステップで裏へのボールを蹴ったとすれば、ボールはキーバーに向かって飛んでいくことになります。これもアウト回転をかけることによって走っているFWの選手の足元にボールが向かうことになり、受け取る選手も受け取りやすく、またGKも判断に迷いが生じるでしょう。

冒頭でも言いましたがこれもひとつの手段であり、絶対ではありません。

ただこの手段を持って、様々な選択肢から選びプレーすることと、ひとつの選択肢しか持たずプレーすることには差があるのではないかと思います。

軸足を入れ替える、抜くイメージ

では、2つ目のアウトキック(パス)の種類を紹介していきたいと思うのですが、こちらはボールが自分の蹴り足から見て反対側にある場合に使います。

自分の外側にあるボールを蹴る際にそのまま蹴った足が軸足、着地するイメージですが、こうすることでそのままで前に出ていくことが出来るので、ワンツーなどの際にも効果的なキック方法になります。

ボールの中心を蹴る

先ほどのアウトサイドキックではボールの外側を擦り上げるように蹴りましたが、このアウトサイドキックではボールの中心を蹴るようにします。

そうすることでアウトサイドキックですが、しっかりとした強いボールが蹴れるようになります。

またこれはアウトサイドキックを使うことの利点としてよく言われることですが、サッカーというスポーツでは基本としてインサイドキックを多く用います。

このインサイドキックと比べてアウトサイドキックはキックのモーションが小さく、相手に読まれにくい、またはタイミングをずらすことが出来るのです。

これはアウトサイドを使う上での非常に大きな利点となると思います。

以上が2つのアウトサイドの蹴り方になります。

この蹴り方ひとつマスターするだけでもプレーの幅というものは大きく広がるかと思います。

少しでも興味がある、プレーの幅を広げたいとおもいうのであれば是非チャレンジして欲しいなと思います。

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