ドイツ・ブンデスリーガの下部組織で指導!サッカーのフェイント4種

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世界には数多くのフェイントが存在しています。

そして現在もその数は増え続けています。

ドリブル(相手を抜き去ること)を成功させる確率を上げるためにも、出来るだけ多くの引き出しを持っていた方が有利なのは間違い無いでしょう。

そこで今回はドイツ・ブンデスリーガの下部組織で教えている基本フェイント4つを紹介していきたいと思います。

目次:

1.フェイントは必ずしも必要なものではない!?
2.そもそもフェイントって何?
3.フェイントを成功させる条件とは?
4.今なお進化するフェイント(ドリブル)
5.ブンデスリーガで指導する4つのフェイントを紹介!
・その1.「Übersteiger(またぎフェイント・シザーズ)」
・その2.「Schere(またぎフェイント)」
・その3.「Ronaldo(ロナウド)」
・その4.「Schussfinnte(キックフェイント)」

まずは動画で4つのフェイントを見てみよう!

1.フェイントは必ずしも必要なものではない!?

クリスティアーノ・ロナウドやメッシ、ネイマール、彼らのような選手を見ることはサッカーファンとしての1つの楽しみでもあると思います。

彼らは1対1の局面で驚くべきような方法で相手を置き去りにします。

「魅せる」、そしてファンに喜びを与える。これもフェイントの大きな役割だと言えると思います。

しかし、そもそもフェイントは、「魅せる」以外に一般プレーヤーにも必要なのでしょうか?

2.そもそもフェイントって何?

フェイントとは「自分の思い通りの動きで相手を騙すこと」とう定義かもしれません。

サッカーでは、この「騙す」ことで相手を抜き去ります。あくまでも目的は相手を抜き去ることで、騙すことが目的ではありません。

この点をサッカーでは意識してください。

3.フェイントを成功させる条件とは?

その場に適したフェイントを実行させるためには、前提条件として、身体的技術的心理的な操縦が必要になります。

これらの条件はネイマールのような多種多様なフェイントのレパートリー持っている選手を引き合いに出して、考えてみるといいと思います。

例えば、彼のボールコントロール能力、トップスピードでのドリブルは強みです。

彼はいついかなる時でも、ボールも身体もコントロールすることが出来、しかも、強いプレッシャーの中でもそれを行うことが出来ます。

また、いつも自分の目の前の相手選手を視野に入れているだけではなく、フリースペース、次に奪いに来るであろう相手選手、味方選手の位置も把握しています。

そして、戦術的理解度も高く、いつ1対1を作ることが出来るのか、いつボールを離した方がいいのかも理解していると思います。

今までの経験から、直感的にその状況に合ったフェイントを選択することが出来、よっていつでも自信を持ってプレーすることが出来るのです。

下記のがその参考動画です。一度確かめてみましょう。

4.今なお進化するフェイント(ドリブル)

選手の創造性は留まることを知りません。

未だに見たこともないフェイント、ドリブルを見ることも少なくありません。

しかしそんな中、他のものよりも使われるものがあります。それは長年の月日をかけて構築されてきたもので、そして、その理由もはっきりとしています。

それはそれらのフェイントが高い確率で成功することが出来るからです。

それらのフェイントはどのようなものなのでしょうか?

5.ブンデスリーガで指導する4つのフェイントを紹介!

ここでは、ドイツ・ブンデスリーガの下部組織で実際に指導しているフェイントを紹介します。

では、ひとつずつ見ていきたいと思います。

その1.「Übersteiger(またぎフェイント・シザーズ)」

日本で言うまたぎフェイント(シザーズ)のことを言います。

プロのサッカーを見ていると目にする回数が多いと思います。やり方としては次のようにやります。

ボールを自分より前に転がします。

ボールを転がした方の足で内側から外側にボールを跨ぎます。

この際、ボールばかりを見るのではなく、フェイントをかける方向に視線を向けることを意識しましょう。

※上記の写真ではボールばかり見てしまっています。これはダメな例ですね。

跨ぐ際には、足先だけではなく体全体を大きく使って下さい。

たまに膝から下だけでボールを跨いでいる選手がいますが、実際に相手を騙さなければいけないので、全体重を跨いだ足にかけてしまっても大丈夫です。

練習では大袈裟にやるくらいがちょうどいいと思います。

※このフェイントは相手を抜き去ることが出来ますが、使い方によっては相手との距離を開けるためにも使うことが出来ます。

その2.「Schere(またぎフェイント)」

このフェイントは先程の内から外側にまたぐ「Übersteiger(またぎフェイント)」とは逆に外側から内側にまたぐフェイントになります。

「またぎフェイント」はどちらかと言うとスピードに乗った中で行うのに対してこのフェイントはどちらかと言うと止まった状態や、スローテンポから行うことが多いと思います。

ボールを前に転がします。

内側から外側に跨ぎます。

「Übersteiger」ほど視線を意識する必要はありませんが、このフェイントではとり大きく身体を使うことを意識して下さい。

その3.「Ronaldo(ロナウド)」

3つ目のフェイントですがおそらくクリスティアーノ・ロナウド選手からとってこの名前がつけられていました。

このフェイントでは相手から完全にボールを隠すことが出来るため、ライン際での1対1で行うとより効果的だと思います。

ボールを斜めに転がします。

ラインと自分の間にボールを置くイメージです。

同時にボールを転がした方と逆の足で外側から内側に跨ぎます。

ボールを守ることをイメージする。

このタイミングで相手からボールを守ることが出来るため、トレーニングの際はその点もイメージして行いましょう。(写真では左手で相手をブロックしているイメージ)

その4.「Schussfinnte(キックフェイント)」

最後に紹介するのはキックフェイントになります。

サッカー選手ならマスターしておいた方がいいフェイントの一つだと思います。

ポジションに関係なく使うことが出来、また一番効果的だと思います。

今回は基本の形ですが、それぞれのポジションによって使用するキックが違いますし、そのキックの形に応じたフェイントをトレーニングしてみて下さい。

視線を蹴ると見せかけたい方向に向ける。

これがこのフェイントにおいて一番大事なポイントになります。

形ばかりを意識しすぎているためにボールしか見ずにこのフェイントを使っている選手がいますが、騙すことが目的なのでトレーニングする際は、この視線は意識して行なって下さい。

腕を大きく使う。


キックモーションに入るこの時に意識してもらいたいポイントは、腕です。

(写真では右腕)この腕を大きく使うことによってよりキックに対するリアリティが生まれ、相手を騙しやすくなります。

軸足の後ろ側にボールを通す。

以上で4つの基本フェイントの紹介を終わります。どれもドイツでは基本として指導されるものです。

色々なかっこいいフェイントなど多数ありますが、まずはここで紹介したフェイント4つをマスターすることに意識を置いて下さい。

この練習は1人でも出来るものですので、是非動画も参考にして練習してみて下さい。

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