【ドイツ式】ブンデスリーガの下部組織も実践するウォーミングアップ

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以前、「ドイツ式サッカー「ウォーミングアップ」試合前の5つのメニューと時間」という記事でドイツでは構造的にウォーミングアップが構成されていて、大方どのチームを同じような流れでウォーミングアップを行っていると書きました。

今回は試合前ではなく、トレーニングの一環としてのウォーミングアップのメニューを一つ紹介していきたいと思います。

目次:

まずは動画でドイツ式のウォーミングアップを見てみましょう!
1.ウォーミングアップでも「第一は楽しむこと!」
2.ウォーミングアップも「選手の成長に合わせることも大事!」
3.日本人がよくやる「ブラジル体操」って何の為にやっているの?
4.実際のドイツ式トレーニング(ウォーミングアップ)の紹介
5.ドイツ式ウォーミングアップのポイントとは?
・パスの強さ
・トラップした後のスピード感

まずは動画でドイツ式のウォーミングアップを見てみましょう!

1.ウォーミングアップでも「第一は楽しむこと!」

ドイツサッカー協会の勧めるトレーニングの組み方にも書いてありますが、楽しい練習(楽しませる工夫)を行うことが大事なポイントになってきます。

特に育成年代ではサッカーを楽しいと思わせることが大切です。

そしてやっぱりボールを使うトレーニングというのは楽しいのです。ですのでマインツ05の下部組織でも基本的にトレーニングはボールを使って行います。

2.ウォーミングアップも「選手の成長に合わせることも大事!」

いきなりボールを使ってトレーニングなんて危ないじゃないか、しっかり準備運動からやらないとといった意見も聞こえてくるかと思います。

もちろんウォーミングアップなのでボールを使いながらもゆっくりと身体を温めていくことが大事になります。

特に思春期を迎える前の子供達の筋肉は発達しきっておらず、極筋肉系の怪我が少ないのが現状です。

反対にそれ以降の子供達というのは身体が子供から大人へ成長していく段階です。そういった子供たちにはストレッチなどの重要性を伝えていく必要があります。

3.日本人がよくやる「ブラジル体操」って何の為にやっているの?

多く見られるウォーミングアップの一つにブラジル体操があります。選

手たちが列になって体操しながら動いていくものです。

ですがドイツの育成年代のトレーニングで毎回そのウォーミングアップからトレーニングに入っていくチームは多くはありません。

もちろんブラジル体操自体を否定するつもりはありませんし、動的ストレッチの要素も入っているのでウォーミングアップにはもってこいだと思います。

ですがその時間は楽しいものでしょうか?

少ない練習時間の中ボールを触る時間を削る必要があります。これを機会にウォーミングアップという物を見直してみるのいいかも知れません。

4.実際のドイツ式トレーニング(ウォーミングアップ)の紹介

2人1組で行うトレーニングです。

コートの大きさは、選手の数、使えるグランドの大きさ、または求める強度(後ほど記述します)によって変更しましょう。

2人1組で自由にパス交換をします。

自由にグリッド内を動きながらパス、ドリブル、ワンツーなどを行いながら身体を温めていきます。

<バリエーション>

  1. 使える足の制限
  2. ボールを受けた後のアクションの制限(シザースなどフェイントの種類を制限する、タッチする足の部分を制限するなど)
  3. キックの種類の制限(インサイドパス、アウトサイド、インステップキックなど)
  4. 動きの制限(サイドステップ、クロスステップ、バックステップなど)※大きさを狭める、または選手の数を増やすことで密集を作り、難易度を上げることができます。よりスペースがない中で、より実戦に近い状況で行ってみましょう。その際どこにトラップするのか、どこにボールを運ぶのかが大事になってきます。

5.ドイツ式ウォーミングアップのポイントとは?

パスの強さ

このサイト内では何度となく言っていますが、強くて正確なパスを蹴ることを意識しましょう。

日本では相手が止められる優しいパスを出しましょうと言われるかと思いますが、ドイツでは止められなかったら受け取る側の問題となります。

トラップした後のスピード感

トラップしてからの数メートルはスピードを上げることを意識して下さい。

その際どこにスペースがあるのかなど周りを見ることが大事になります。

選手たちのイメージを大切に、実際の試合を想定してトレーニングする事です。(1タッチでスペースに運ぶ、ターンした後前に運ぶなど)

またフェイントを入れた後の数メートルも意識することができればより良いトレーニングになると思います。

まとめ

意外と見落とされがちなウォーミングアップですが、工夫次第ではより楽しいものにすることができます。

トレーニングのスタートから選手たちが楽しんで出来るよう、試行錯誤しながら行ってみて下さい。

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