私が現在生活するサッカー大国ドイツは、指導者ライセンス取得の講習会が常に定員オーバーになる程、サッカー指導者になりたい人間が後を絶ちません。若干28歳でTSGホッフェンハイムの監督に就任したユリアン・ナーゲルスマン（現RBライプツィヒ監督）を筆頭に若手指導者の台頭が目覚ましいドイツではアマチュアレベルでも指導者の成長意欲が高いと感じます。

サッカー大国ドイツに住む中で強く意識するのは、サッカーシーンでも日常生活であっても自分が日本人だという事。
日常からサッカーを身近に感じるこの国でも日頃から気になるのは、海外で活躍する日本人選手の情報や、代表週であれば日本代表の試合結果。
もっともっといい選手が日本から出てきてほしいし、ワールドカップで勝ち続ける日本代表の姿を見たい。
ありきたりかもしれませんが、そんな夢を見ています。

ちっぽけな存在だけど、そんな自分でも何かアクションを起こしたい。そんな想いから、サカストを立ち上げました。
日本で指導者として日々奮闘する方々にドイツでのサッカー事情や最新のサッカー情報をお届けします。

指導者といっても目標やモチベーションは人それぞれで、「選手達の成長を見るのが楽しい！」、「いいサッカーをするチームを作りたい！」、「監督としてチームを動かし結果を残したい！」、と多種多様です。
ただ私はその全てのモチベーションが日本サッカーを強くする力だと思っています。

それぞれのサッカーストーリーを選手と共に成長しながら歩んでいく、そんな指導者の方々の日々の指導現場でのヒントや、新しいアイデアを生み出すきっかけに、このウェブサイトが少しでもなれる事を目指していきます。