サッカーのロングキックの蹴り方|2つのコツと「ドイツ式」正しい練習方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ボールが飛ばないと悩んでいませんか?

これは野球のホームランと同じで、遠くに飛ばすことが出来たらだんだん楽しくなります。

ボールを自分の力で遠くに飛ばすこと。

子供の時はそれだけで楽しいものです。

遠くにいる人にパスする、ゴールにシュートする。

そのパス1本、シュート1本は簡単そうに見えてとても難しいものです。

そしてそのプレー1つがなぜうちの子供、選手にできないだと悩んでいる親御さんやコーチの方たちもいらっしゃると思います。

よって今回は「ロングキック」について書いていきたいと思います。

ロングキックが蹴りやすいスパイクがあれば、自分の子供も飛ばせるようになるのでは?という安易な考え方はやめましょう!笑

目次:

動画を見てロングキックの練習をしてみる!
1.ロングキックの蹴り方のコツとは?
・コツその1.「フォーム」
・コツその2.ボールの中心をとらえること
2.ロングキックを蹴る練習方法
・練習方法その1.見せてあげて真似をさせる
・練習方法その2.バックスピンでもボールの中心を蹴る
3.なぜ。ドイツ人はロングキックが上手いのか?
・理由その1.指導者の真似をさせる
・理由その2.特殊なボール「ライトべレ」を使う
4.試合中におけるロングキックの割合とショートパスの重要性

動画を見てロングキックの練習をしてみる!

1.ロングキックの蹴り方のコツとは?

そもそもそのボールしっかりと扱うことが出来ていますか?

ロングボールを蹴れないことの理由として、パワーがないからと思っている方も多くいらっしゃると思いますが、正直に言うと、パワーはそこまで関係ありません

ですので、ここでまず理解していただきたいのは、将来に目を向けてあげるということです。

子供たちがその後、身体が大きくなってきた時にすんなりとボールが飛ぶようにしてあげることが少年時代には大事になると思います。その際に大事になるのが2つのコツです。

コツその1.「フォーム」

やはり、フォームはものすごく大切です。

正しいフォームで蹴らないと、ロングキックは飛びません。小さいお子さんでもロングキックを蹴れるのをたまに見ますが、必ずといっていいほど、「ロングキックを蹴るための正しいフォーム」で蹴っています。

コツその2.ボールの中心をとらえること

フォームと同じように大切なのが、「ボールの中心をとらえる」ということです。

いくら正しいフォームでも、ゴールの真ん中を捉えないとロングキックは蹴れませんし、いくらゴールの中心を蹴ったからって正しいフォームでなければボールは飛びません。

「ボールは友達」などといった言葉がありますが、本当にその通りで、キックに関して言えばボールのどの部分に足が当たればどのような回転で(軌道で)飛んでいくのか?

その感覚を養うことがとても重要なのです。その感覚さえ見て付けば、黙っていてもロングキックは簡単に蹴れるようになります。

2.ロングキックを蹴る練習方法

どうやったら遠くに飛ばすことが出来るのか?

ここからは少し具体的にどうやったらの部分を掘り下げたいと思います。先ほども言いましたが、今ではなく未来を見てあげてください。

ただボールを飛ばすことを強要するばかりに、子供たちが変なフォームでボールを蹴ってしまうこともあります。癖づいてしまったそれを後々直す方が大変ですし、また怪我の原因にもつながります。

ですので、将来、きれいなロングボールを蹴るためにも、親御さんや指導者の方には我慢してもらいたいと思います。

練習方法その1.見せてあげて真似をさせる

腕の使い方、軸足の位置、振り足の角度、挙げればきりがないですがそのひとつひとつを説明するのは難しいと思います。

なので、1番簡単な方法は見せること。

正しいフォームで蹴っているところを見せる。

子供というのは凄いもので、勝手に学習していきます。見せながら気になるところは蹴らしながら直していくこと。後ほど、少し説明しますがこの「見せる」がドイツの指導現場では重要になります。

しかし、サッカーど素人でお子さんがサッカーをやっている場合は難しいですね。

その場合は、ご自身で練習してマスターすればいいのですが、正しいフォームになっていない可能性が高いので、Youtubeなどでの正しい動画を見せて、真似をさせるのがベストです。

練習方法その2.バックスピンでもボールの中心を蹴る

ボールの飛ばし方と言っても様々な飛ばし方があります。

バックスピンをかけて低い弾道で飛ばすのか、カーブをかけてふわりとしたボールを出すのも一つの方法です。

何が大事なのかというと、先ほども述べたのですが、ボールのどこに当たればどういう風に飛んでいくのかを知ることだと思います。

ボールの下を蹴るのか、横を蹴るのか、また自分の足のどの部分をそういう風に当てるのか等々、ものすごく細かい話になりますがこだわるべきポイントになると思います。

その基本としてボールの中心を捉えることがあるのです。

3.なぜ、ドイツ人はロングキックが上手いのか?

ドイツではロングキックを上手く蹴れる選手が多いです。

かといって、力任せに蹴ってはいません。まして、日本のように長々とロングキックの練習をするわけではありません。

でも、ロングキックが上手い・・・

その理由を見ていきましょう。

理由その1.指導者の真似をさせる

ドイツでサッカーの指導者ライセンスを取得する際、その人自身がどれくらいサッカー選手として優秀なのかどうかが重要視されます。

それはなぜか?

例えば、ロングキックを教える際に、軸足の位置はここで、振り足の角度はこうでと教えるのと、きれいなフォームで蹴っているところを見せるのでは、結局見せた方が習得が早いのだそうです。

日本ではその部分は審査されないと聞いたので、そこは大きな違いかなと思います。ドイツでは実技の部分も重要視されます。

理由その2.特殊なボール「ライトべレ」を使う

簡単に言えば普通のサッカーボールよりも軽いサッカーボールなのですが、しっかりとボールの中止を捉えることが出来ないと全く飛びません。

動画内でも説明していますが、ドイツでは幼少期からこのボールを使いボールとの感覚を磨いていきます。

また子供たちはしっかりとボールに足を当てることが出来れば飛ぶんだという成功体験を積むことが出来ます。力ではないということをこのボールを使って学ぶのです。

4.試合中におけるロングキックの割合とショートパスの重要性

最後に、少し違う視点でロングボールを見ていきたいと思うのですが、実際の試合においてロングボールが使われる割合とはどのくらいだと思いますか?

例えば、ボールを持つことで有名なイングランドのマンチェスターシティ。

このチームで1試合平均約600本の数字を記録します。パスの数です。その内ロングボールは約40本。約7%ぐらい。

対してスペインのレアルマドリードも同じように多くのパスを回しますが、約600本のパス本数のうち、約70本がロングボールになります。それでも約10%ぐらいです。

皆さんは恐らく、少ないなと感じたと思います。1本のパスで局面を大きく打開できるこのパスは、一見すると派手で目立つのですが、サッカーというスポーツの基本はやはりショートパスだということです。

なので、ショートパスが上手く蹴れないのに、ロングキックを練習するのは矛盾していますし、子供たちも何が重要なのかが混乱するので、先ずはそのサッカーのパスで大切なショートパスを身に付けることを優先させましょう。

ショートパスについては、『ショートパス|ドイツと日本との考え方の違いとは?2種類以上のパスと練習方法』の記事を参考にしてみて下さい。

それが出来るようになったら、次はここでご紹介したロングキックという流れがベストです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加